敵を知り己を知れば・・・

昔、と言ってもそんなに前ではないけれど、近隣の家具店の市場調査を本格的に行ったことがあった

 

きっかけは某超大型家具店、そこの家具店が弊社のベッド館に偵察員を送り込んできたことがあり

 

それがまた手が込んでいて、偵察員と言えば大抵 「ひょっとして偵察員?」とこちらも勘づいて警戒するものだが

 

この超大型家具店、「若いカップル設定」「老夫婦設定」「親子連れ設定」など

 

偵察員とはわからないくらいに上手に偵察にやってきた

 

なぜわかったか?    弊社があるメーカーの商品をそこの大型家具店より安く販売していたりすると

 

メーカーを通じて文句を言ってくる・・・ その時の商品や価格、シチュエーションなどを聞いて

 

後から 「えっ? 先日接客説明した老夫婦は偵察員だったの!?(驚)」てな具合

 

大手が弊社のような弱小家具店にそこまでするのなら、ウチもやらない手はない

 

・・・といってウチが大手家具店に仕返しに偵察員を送り込んでも、あまり意味はない

 

もともとウチより高いのは百も承知だし(笑)

 

ウチが偵察するのなら、近隣~数十キロ四方の主だった家具店

 

しかし問題は偵察員、自分で行けば一番良いが、顔を差す

 

さりとて人に依頼しては、本当に見たいもの知りたい情報を入手することは難しい

 

家具の素人をいかせても仕方ない

 

・・・ここはプロの手に・・・

 

今の興信所は凄い!!  スパイ映画宜しく、調査員の目線がそのまま音声とともにモニターでチェックできる

 

こっちの指示はイヤホンを通じて調査員の耳へ

 

「右に進んで・・・」「プライスカードを凝視して」「店員にこんなことを尋ねて!」

 

など細かい指示と店内画像が見れる

 

これだと自分自身が訪問しているのと同じ(笑)

 

これで他店の価格や展示の種類、傾向、販売戦略などが細かく分析できる

 

ちなみに・・・これのせいでは無いと思うが、これを行ったТ工芸やО

 

は倒産廃業、Т家具、家具のТは衰退・・・ М家具も2015年から

 

あるメーカーの販売数字が、:下代で年間1000万円から今年は200万に到達するかどうか? と五分の一

 

逆に弊社のそのメーカーの売り上げは2倍以上に増加している

 

もう何年も調査は行っていない、弊社が新店舗でもオープンしたら

 

またやるかもね  正に敵を知り己を知れば100戦して危うからず(笑)