新井家具 本館の商売

新井家具 本館のブログも書くことになった  新井家具社長(ベッド館店長)の新井です

ベッド館の運営と販売は20年以上やってきた私ですが、本館は数字を見るだけ(笑)

 

これまで商品構成や販売方法、仕入れにはほとんど口出ししてきませんでした

 

しかし、最終取り壊しセールを期に、また約1年先の本館 新店舗立ち上げに向けて

 

これからは積極的に関わっていこうと思います

 

最近ベッド館より本館に店頭に立つ時間が長くなると、色々な事が見えてきます

 

ベッド専門館であるベッド館と、その他の家具を販売する本館とでは、商売の形態が少し異なります

 

例えばベッド館の場合、お客様が価値のないブランドメーカーのベッド(某S社) を指定で来店されても

 

粛々と理論的にその価値の無さをお客様に説き、「こっちのマットレスの方が遥かに高性能で低価格です」

 

などと説明申し上げると、かなり高いアベレージでS社の購入は取りやめられます

 

しかし本館は、「アヤノのダイニングボード」 「カリモクのソファー」「アスプルンドのハロ」「ノットアンティークス」とご指定いただいたら

 

例えそれが同等の商品で、他に安いものがあっても、変わることはありません

 

ブランドはブランド、そのデザインはデザインで、唯一無二に近いもの、だから変わりません

 

特に最近ネットなどでどこででも商品知識が仕入れられる時代

 

販売する店員も、基本的な商品知識があれば十分

 

もちろん高度な説明と知識を要する家具もあることはあるのですが・・・少ないです

 

という事は・・・ まず第一にどこよりも安い事、これが求められます

 

次に売れる商品を選択して・・・と言うより売れるブランドを選択して展示する事

 

昔のように売れる商品を探してきて、選択して展示する必要はそんなにありません

 

もちろん最低限は必要ですよ、しかし

 

売れるブランドさえ持っていれば、後はメーカーサイトや他店、メーカーショールームなどで現物がチェック可能

 

それをどこよりもお安く販売すればいいのです

 

後は我々販売員のおっさん達の誠意と熱意、これも欠かせませんが(笑)

 

昔のこだわりの逸品を、深い知識で説明して・・・・・ と言うのではなく

 

・・・そういう商売をしていたころから、時計の針が止まっている私には

 

ちょっと寂しい気がしますが、時代の流れ、これも割り切って頭を切り替えましょう

 

私流の本館の商売・・・下手に素人に近い感覚でムチャクチャな商売すると

 

逆にとんでもなく化けるかも、ベッド館も最初はセオリー無視のムチャクチャから

 

始まりましたからね(笑)

 

色んな意味で、今後注目してください、新井家具 本館(笑)